仕事中に誰彼ともなく言い出した辻本清美の一説が頭から離れなかったので良い一日だなと思う。
とりあえず仕事の夢とか目標とか熱く語って、俺も頑張るからお前も頑張ろう!皆道は違うけど、一生懸命!みたいな同性同士の飲み会ほど行きたくないものはないなと改めて。
今帰りに照り焼きチキン食ってる横でそんな話を聞いているととても疲れると思った。
結局そういう話はちょこちょこ盛りを増して、何が何だかわからない話になっているのだ大体。自分のポジションの話とかが多いのかな。見栄なのかなんなのか。
ポジションの話すんならパワーフォワードのリバウンドの話とか、峠を攻める上でのアウトインアウトとか、朝この電車のこの車両のこのドアにのったら一番効率がよく会社にいけんだよ!とかさー、いろんなポジションとか位置取りの話とかがいいよ!!!
そういうの、子供を持ったら子供の自慢になるのだろうか?さりげない自分の息子の学歴競争とかすんのかな?
近況報告にまずこんなことしていて、とかいう話を自分からし始めるのはちょっと様々うーんて。枠組みを多々感じる。所属しているコミュニティの枠組みというか。何がどのように評価されて、結局どのように自分が見られたいかとか。それやりてえ事じゃねぇじゃねぇかよって結構思う。
偉くなりたい!とか、うわー!あいつムカつくー!結構仕事たのしいなー!しにてぇー!!とかはなんぼでもよいけんど。
ずーっと感じてる違和感はやっぱ装備感なんだろうなー。身になってない感てか。結局思う所はそこに繋がってくるのかなー。
合コンの時もこういう話をするのかな?とか思った。やりたいことやってる感は特にない話はあんまりおもしろくない。
共通項の話とかマジでむりにしなくていいと思う。わかるわかるは極力拒否して。
語りっぷりがよければ知らない事でも楽しかったりするよきっと。だってひとんちのじいちゃんばあちゃんの話とかおもしろいもの!全然知らんけどそのばあちゃんカズヨとか。
最近7年ぶりぐらいに友人から電話かかってきたけど、今バングラディッシュでステーキ焼いてるらしい。理由もくそもないらしい。ラインってべんりだーね。
そういう話がいいな近況って。お前は何してる?って聞かれたけど、天王寺で人糞を投げられたってきちんと言えてよかった。なんか、ちゃんと出歩いてて良かったなって。
あぶない刑事をサンプリングして生きたいな。